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投稿日:2021.10.11 

バラマキ合戦 ー次世代に「失礼」だ

衆議院選挙を前に、いつものバラマキ合戦が始まりました。「与野党、一斉に「分配」主張 経済支援、衆院選を意識 (時事通信)」という見出しも踊っています。

選挙前のバラマキ合戦はいつもの風物詩ですが、情けないことに、それが酷くなっています。

まさに「パンとサーカス」。

新型コロナ下で、政府は異常なまでに財政支出を拡大してきました。本当に困っている人を助けるための、不可欠な支出もありました。しかし、「悪乗り」としか思えないようなバラマキもありました。

そして、新型コロナの感染状況に改善がみられるいま、選挙前にまたバラマキです。こんなことで、社会、財政、社会保障制度の持続可能性を高めることができるのでしょうか? 何より、次世代にどうやって説明するのでしょうか?

財務次官がバラマキ批判を雑誌に寄稿したことに対して、与党から批判の声が上がっているとか。自民党政調会長は「失礼、ばかげている」と言いましたが、ばかげているのは、このような政治家が繰り返すバラマキという愚策であり、それこそ子どもたちの世代に「失礼」です。

* * *

新型コロナの大型補正予算のニュースを見た学生にこんな質問をされました。
「誰が払うんですか?」
思わず言葉に詰まってしまいました。

持続可能な社会をつくるためには、当然のことながら財政規律は不可欠であり、本来であればさらなる消費増税や保険料引き上げも含む「異次元の負担増」も必要なくらいです。

次の世代のために、持続可能な社会をつくるために、特に与党の方々には冷静・賢明な判断をお願いしたいと思います。