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投稿日:2020.11.08
「ぼっち」のある風景
千葉の秋の風物詩「ぼっち」の季節となりました。
ぼっちとは、収穫後の落花生を野積みしたもので、10月~11月にかけて落花生産地で見られます。最近は青いブルーシートをかける農家が増えましたが、やはり景観という点からは藁の方が圧倒的に優れていますね。
農業の担い手不足で、耕作放棄地が年々目立つようになってきました。落花生農家もご多分に漏れず高齢化や引退が進んでいます。そのうち、ぼっちが見られなくなるかもしれません。
食料供給という点からも、景観保全という点からも、いかに耕作地を維持・活用するか、あるいは自然の姿に戻していくか、取り組んでいきたいと思います。