SustainaHealth-サステナヘルス-

OUR ACTIVITIES活動内容

教育啓発Education and Public Awareness

教育啓発

アウェアネス(意識・気づき)の向上

新型コロナウィルス感染症では、多くの市民が「手洗い」というシンプルな行動の重要性を再認識しました。また、交通機関や飲食店の利用の際の感染防止のためのポイントについて、多くの人が新たな気づきを得ました。一方で、このような習慣は、危機が過ぎると簡単に忘れられやすいのも事実です。サステナヘルスは、情報発信や市民対象のイベント開催などを通じて、感染防止はもちろん、食と栄養、スポーツ、喫煙等、健康に大きな影響を及ぼす公衆衛生上のアウェアネス向上に対する取り組みを推進していきます。

政策リテラシーの向上

公衆衛生や医療政策に関する理解と洞察を深めることは、政府のみならず、医療提供者、患者・市民、ヘルスケア産業にかかわる社員にとっても極めて重要です。自分自身の専門領域や診療報酬については知っていても、国家政策の方向性や制度・政策の背景にある歴史や価値観については多くの場合共有されていません。 サステナヘルスのエキスパートは、学会、市民向け講演会、住民向け説明会、院内勉強会、企業内勉強会といったあらゆる場で、そのような知見を正確にかつ分かりやすく、多くの方にお届けすることで、組織や個人の政策リテラシーの向上に能力の向上に貢献しています。

人材育成

公衆衛生や医療政策を推進するリーダー人材とそれを支えるエキスパートも、そのいずれもが不足しています。都道府県や市町村等の公的セクターにおける人的リソース確保と能力向上の重要性は言うまでもありません。さらに、民間セクターと社会セクター(医療機関、企業、コミュニティー等)における人材育成も同様に重要です。 国内外の大学院で公衆衛生、行政、マネジメント等の修士号以上の学位を取得しているサステナヘルスの主要メンバーが、これらの人材育成ニーズに貢献しています。具体的には、行政官等の公衆衛生や医療政策のキャリアを目指す医学生・大学生のメンタリング、高校や大学での講義、有志グループや院内勉強会での講演やワークショップなどを通じて、学生や社会人に学びの機会を提供しています。