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代表者メッセージMessage from Chairman
人類は少し無理をしすぎているのではないか、そう思うことがよくあります。狭い国土に人々が密集し、高層ビルやタワーマンションが林立する。東京に代表される大都市や県庁所在地への一極集中は加速する一方。何か違うのではないか — 地方出身だからなおのこと、そう感じたのかもしれません。
人や組織にもライフサイクルがあるように、国にもライフサイクルがあります。ほかの主要先進国と同様、日本も経済の低成長と人口減少に直面しています。また、最近では超高齢化の影響や自然災害のリスクを、日々実感するほどになってきました。
持続可能な社会を創るにはどうしたらよいのか、次の世代のために今できることはないのか、今こそ行動を起こす時ではないのか、そういった想いが日に日に強くなっていました。
そして、持続可能性×地域×ヘルスケアという切り口や、自立した専門家が場所や時間を超えて協働する新しい働き方など、いくつかのコンセプトを固めた上で、いよいよ活動を本格化させようとした矢先の2020年、COVID-19 (新型コロナウィルス感染症)は発生しました。
偶然とはいえ、あまりにタイミングよく発生したこの新型コロナにますます背中を押されるように正式に団体を設立、幸いにして多くの賛同者にも恵まれ、地域での健康予防プロジェクトや教育啓発活動など、既にいくつかの具体的なアクションも開始したところです。
持続可能な社会と健康をデザインする— そのために今、行動する。この想いを共有いただける多くの方とご一緒させて頂けることを心より願っています。