新型コロナで働き方が一気に変わった、という人も多いかもしれません。特に電車で会社に通勤していた人にとって、テレワークは大きな変化ですよね。地方・郊外志向も高まっているとか。

私自身は、長らく地方や郊外でのテレワークに近い生活をしているので、実のところ劇的な変化はありません。ただ、大きく変わったのは周囲からの声です。

以前は、千葉の郊外で落花生やエダマメを作っているという話をすると、「・・・・もうリタイヤですか？」みたいなやや微妙な反応が多かったのですが、最近ではそれが様変わり。「うらやましい～」「素敵！」「自分もやってみたいです」といったポジティブで前のめりな反応が顕著に増えました。

テレワーク前提であれば住んでいる場所は殆ど関係ないですし、電車に乗る時間が減る分だけ自由な時間も確保できます。早朝少しだけ草取りをしてから畑でおにぎりの朝ごはん、その後仕事して、ひと段落したら夕方に畑でエダマメを収穫して夜のビールのつまみに・・・なんてことも可能です。

緑いっぱいの田舎に暮らしたい私にとっては、こういう生活が「持続可能なライフスタイル」となりますが、都心に住んで文化や芸術、グルメに触れながら生活を楽しみたい人には、それが理想なライフスタイルになるのだと思います。

要は、ひとそれぞれ。それぞれの人が、自分にとっての持続可能なライフスタイルを追求する― コロナは、そんなことを考えるきっかけを与えてくれたようです。

参考記事：おのざきファーム
参考記事：Covid-19 持続可能なライフスタイルとは